泡を作る前の一工程
花王の洗髪方法では、髪だけでなく頭皮も十分に濡らすことを説明しています。髪が多い場所では、表面へお湯を流すだけで終わっていないか、指で髪を分ける動きを含めて見直せます。予洗いはシャンプーを使った後のすすぎと区別し、洗い始める前の準備として考えます。
泡が立ちにくいからと、直ちにシャンプーの量だけを増やす前に、濡らし方を美容師へ聞けます。製品の使用量や整髪料の有無も関係するため、予洗い一つですべて解決すると決めません。自分が使う製品と、普段どの順に頭を洗っているかを合わせて伝えます。
髪の中へ水を届ける動きを聞く
耳の後ろや後頭部など、自分で見えにくい所では、シャワーを持つ手と髪を分ける手をどう使うかが相談点になります。店で仰向けに洗ってもらう動きをそのまま再現する必要はありません。自宅の姿勢で届きにくい場所を伝え、無理のない動きを説明してもらいます。
長い髪が絡まった状態や、整髪料で固まった状態を、力を入れて引き離すことは避けます。花王の説明も、濡れた髪を強くこする扱いに注意を向けています。髪をほぐす工程に迷う場合は、使った整髪料を示し、洗う前と濡らしてからの扱いを別々に聞けます。
時間より先に、届いていない所を知る
何秒間流せば全員に十分かという数字だけで覚えると、同じ場所へ水をかけ続ける手順になりかねません。まず、髪を分けてどの範囲へ流すのかを確認します。後頭部へ手を上げづらいなどの事情があれば、洗髪しやすい姿勢や道具について相談する際にも役立ちます。
かゆみや赤みがある場合は、予洗いの不足だと自分で決めず、症状として医療機関へ相談します。日常の洗い方を教わる話と、頭皮の不調の原因を調べる話を分けるためです。次の洗髪では、量を増やす前に、髪の表面と頭皮を別に意識するところから始められます。